CASE STUDY

化学製造

製造から出荷まで、製品在庫の動きをひとつにつなぐ。

製造の指示、製品、数量、保管場所を現場で確認し、作業結果をその場で登録できるようにしました。管理画面では、在庫の移動や過去の作業、ラベル発行まで確認できます。

導入システム:製造実績管理、在庫・ロット管理、出荷・棚卸管理、ラベル・管理機能

MAIN RESULT

構築した仕組み

製造・在庫・出荷を連携

クライアント
化学品メーカー
売上規模
100億〜500億円規模※2025年11月期の連結売上高をもとに一般化
対象業務
半製品・製品の製造実績・在庫・出荷管理
開発範囲
現場端末・PC管理画面・ラベル発行・データ連携

AT A GLANCE

要点

困っていたこと

工程をまたぐ実績をつなぐ必要がある

つくった仕組み

製造・在庫・出荷を連携

変わったこと

製造実績を一元化

CHALLENGES

導入前の課題

01

工程をまたぐ実績をつなぐ必要がある

製造途中の材料を取り出してから、完成品として登録し、出荷するまでに複数の作業があります。各作業の記録を一つの流れとして確認する必要がありました。

02

在庫の所在とロットが変わる

製品は保管場所だけでなく、製造単位や作業工程が変わることもあります。何が、いくつ、どこからどこへ移ったかを正確に残す必要がありました。

03

現場と管理側で同じ情報が必要

現場では作業しながら結果を登録し、管理側では製造指示、進み具合、過去の記録を確認する必要がありました。双方が同じ情報を見られる仕組みが求められました。

SOLUTION

導入した仕組み

  1. 01

    作業情報を準備

    管理画面で製造指示と対象製品を確認し、現場で使用する情報を整えます。

  2. 02

    現場端末へ送信

    対象となる作業情報を現場端末へ送り、担当者が作業を選択できるようにします。

  3. 03

    現物を読み取り

    製造指示や保管場所を入力・読み取りし、対象製品と作業内容を確認します。

  4. 04

    工程実績を登録

    抜出、在庫移動、振替、製品計上、小分け、出荷、棚卸の実績を現場で記録します。

  5. 05

    PCへ実績を反映

    現場端末の登録内容をPCへ取り込み、業務ごとの実績として管理します。

  6. 06

    履歴・ラベルを管理

    作業履歴を検索し、製品・保管場所のラベル発行や再発行へつなげます。

PROCESS OVERVIEW

作業指示から製造、在庫、出荷まで、ロット情報を引き継ぐ。

PCで準備した作業情報を現場端末へ渡し、製造実績と在庫移動を登録します。現場で記録した情報は管理画面へ戻し、履歴確認やラベル発行へつなげます。

作業情報の準備、製造実績、ロット在庫、出荷・ラベル管理が左から右へつながる化学製品管理の俯瞰図
作業指示PCから現場端末へ
作業実績現場から管理画面へ
01作業情報・端末連携
02製造実績
03在庫・ロット管理
04出荷・ラベル管理
作業情報を送信現物を読んで登録ロットと場所を管理出荷内容を確認

横にスクロールして全体をご覧いただけます。

DATA CONNECTION

PCと現場端末で役割を分け、同じ作業情報を循環させる。

計画の準備、現場登録、実績反映、履歴確認を分断せず、製造と在庫の変化を追えるようにします。

工程ごとの入力と反映先
工程主な操作記録する情報次につながる処理
作業準備PCで対象作業を準備・送信作業対象・工程・予定情報現場端末での作業
製造現物を読み取り実績を登録工程・ロット・数量・作業実績在庫と工程履歴
在庫保管場所の移動や棚卸を登録場所・ロット・数量出荷対象の確認
出荷・管理実績反映とラベル発行を実施出荷情報・ラベル・履歴管理画面での照会

BEFORE / AFTER

導入前後の比較

BEFORE

導入前

  • 製造工程ごとの実績を個別に確認
  • 在庫移動とロット・工程振替を別々に把握
  • 現場の登録内容を管理側で取りまとめ
  • ラベル発行と作業履歴を個別に確認

AFTER

導入後

  • 半製品から出荷までの実績を同じ仕組みで管理
  • 保管場所・ロット・工程・数量を結びつけて記録
  • 現場端末とPC管理画面で作業情報を連携
  • ラベル発行と作業履歴を管理画面から確認

RESULTS

得られた成果

製造実績を一元化

半製品の抜出から製品計上、小分け、出荷まで、工程ごとの実績を共通の仕組みで管理できるようにしました。

在庫の動きを追跡可能に

保管場所、製造単位、作業工程の変更を製品と数量に結びつけ、在庫がどう変わったかを確認できるようにしました。

現場入力と管理を連携

作業情報を現場端末へ送り、登録した実績をPCへ戻す流れを整え、現場と管理側が同じ情報を扱えるようにしました。

履歴とラベルを集約

作業履歴の検索、製品ラベルの発行・再発行、保管場所ラベルの管理をPC画面へまとめました。

SYSTEMS

構築したシステム

01

製造実績管理

作業オーダーに沿って、半製品の抜出、製品計上、小分けなどの実績を現場で登録します。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 作業オーダーの受信

    PCで管理する作業情報を現場端末へ送り、対象となる作業を選択できるようにします。

  2. 抜出・半製品登録

    作業オーダー、完了日、保管場所を確認し、半製品の実績を登録します。

  3. 製品計上

    計上場所、半製品の消費場所、数量を入力し、半製品から製品への実績を記録します。

  4. 小分け処理

    対象品目と数量を確認し、小分け前後の実績を登録します。

02

在庫・ロット管理

保管場所、品目、ロット、工程、数量を結びつけ、製造工程で発生する在庫の移動と振替を管理します。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 在庫移動

    移動元と移動先の保管場所を読み取り、在庫の所在変更を記録します。

  2. ロット振替

    対象となる品目と数量を確認し、ロット間の振替実績を登録します。

  3. 工程振替

    工程をまたいで移る在庫を、移動元と移動先の情報とともに記録します。

  4. 保管場所の照合

    入力またはスキャンした保管場所をマスタと照合し、登録対象を確認します。

03

出荷・棚卸管理

出庫から出荷、棚卸までの現場実績を登録し、管理画面で内容を検索・確認できるようにします。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 出庫・出荷登録

    出荷依頼を選択し、対象品目、数量、出荷日などを確認して実績を登録します。

  2. 棚卸実績

    保管場所と対象在庫を確認し、現場で数えた数量を棚卸実績として記録します。

  3. 実績の送受信

    現場端末で登録した内容をPCへ取り込み、管理側の実績情報へ反映します。

  4. 実績の確認・出力

    業務ごとの実績を検索し、必要な情報を確認・出力できるようにします。

04

ラベル・管理機能

製品や保管場所の識別を支えるラベル発行と、利用者・マスタ・履歴の管理をPC画面にまとめます。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 製品ラベル発行

    品目、ロット、数量、ラベル種別などを確認し、製造・在庫管理で使用するラベルを発行します。

  2. ラベル再発行

    発行履歴を検索し、必要なラベルを選択して再発行します。

  3. ロケーションラベル

    保管場所の識別に使用するラベルを、管理画面から発行します。

  4. 履歴・権限管理

    作業履歴を検索できるようにし、担当者ごとの利用権限や各種マスタを管理します。

CONSULTATION

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