CASE STUDY

金属製造

RFIDとラベルで、入庫から出荷までをひとつにつなぐ。

製品、荷台、注文の情報をラベルで結びつけ、梱包した内容と出荷予定が合っているかを確認できるようにしました。通常とは異なる梱包や出庫時の問題も記録できます。

導入システム:入庫・紐付け管理、梱包・共積み管理、出荷検品管理、RFIDゲート出庫管理、製品ラベル発行、管理・履歴照会

MAIN RESULT

構築した仕組み

梱包から出庫まで照合

クライアント
金属素材メーカー
売上規模
100億〜500億円規模※2026年3月期の売上高をもとに一般化
対象業務
コイル製品の入庫・梱包・出荷検品・ゲート出庫
開発範囲
現場端末・PC管理画面・ラベル発行・RFID連携

AT A GLANCE

要点

困っていたこと

製品を構成する情報が多い

つくった仕組み

梱包から出庫まで照合

変わったこと

製品の識別情報を一元化

CHALLENGES

導入前の課題

01

製品を構成する情報が多い

一つの荷物には、複数の製品や注文の情報が含まれます。どの製品を何の注文として梱包したか、出荷まで確認できる仕組みが必要でした。

02

梱包と出荷の照合が複雑になる

複数の製品や注文分を一つの荷物にまとめる場合があります。そのため、現物と出荷予定を作業の節目で確認し、通常と異なる扱いも記録する必要がありました。

03

工程ごとに必要なラベルが異なる

製品の識別、梱包内容、傷の情報など、作業によって必要なラベルが変わります。正しい情報から適切なラベルを発行する必要がありました。

SOLUTION

導入した仕組み

  1. 01

    製品ラベルを発行

    製造情報やロット、キズ情報を検索し、工程で必要となるラベルを準備します。

  2. 02

    荷物の情報をまとめる

    荷物全体を表すラベルに、荷台、製造単位、注文の情報を読み取って結びつけます。

  3. 03

    梱包内容を照合

    梱包する製品を読み取り、登録された構成と一致しているか確認します。

  4. 04

    まとめ梱包を承認

    複数の注文分を同じ荷物にまとめる場合は、現場から申請し、管理者が内容を確認します。

  5. 05

    出荷予定と検品

    出荷予定を取り込み、伝票、荷札、対象製品を順に照合して実績を登録します。

  6. 06

    ゲート通過を記録

    RFIDで出庫対象を確認し、通過実績と例外時の処置を管理側へ残します。

PROCESS OVERVIEW

製品ラベルから梱包、RFIDゲート出庫までをつなぐ。

製品、代表ラベル、パレット、ロット、出荷予定を関連付けます。梱包内容の確認から出荷検品、ゲート通過まで同じ識別情報で照合します。

製品ラベル登録、代表ラベルへの紐付け、梱包・承認、RFIDゲート出庫が左から右へつながる俯瞰図
製品から出荷へラベルと梱包情報を引継ぎ
出荷から製品へパレット・ロットを追跡
01入庫・製品ラベル
02紐付け・パレット管理
03梱包・共積み承認
04出荷検品・ゲート
製品を識別代表ラベルへ紐付け梱包内容を照合RFIDで出庫確認

横にスクロールして全体をご覧いただけます。

IDENTIFICATION MAP

ラベルと出荷情報の関係を、工程をまたいで保持する。

用途の異なるラベルを単独で扱わず、製品構成と出荷単位を結びつけて確認できるようにします。

識別情報と利用工程
管理単位関連付ける情報主な利用工程確認できること
製品ラベル製品・ロット・受注情報入庫・ラベル発行対象製品の識別
代表ラベル複数の製品ラベル紐付け・梱包パレット内の製品構成
梱包・共積み情報代表ラベル・申請・承認状態梱包・管理者承認例外を含む梱包内容
出荷情報出荷予定・検品・ゲート通過出荷検品・出庫出荷した製品と作業履歴

BEFORE / AFTER

導入前後の比較

BEFORE

導入前

  • 代表ラベル、パレット、ロット、受注情報を個別に確認
  • 梱包内容と出荷予定の照合手順が工程ごとに分散
  • 共積みなどの例外判断を現場と管理側で個別に連絡
  • 製品ラベルの検索・発行と出荷実績がつながりにくい

AFTER

導入後

  • RFIDとバーコードで製品構成を連続して登録
  • 入庫、梱包、出荷検品、ゲート出庫を同じ情報で照合
  • 共積み申請と管理者承認をシステム上で管理
  • 用途別ラベルの発行と作業履歴を一連の業務として管理

RESULTS

得られた成果

製品の識別情報を一元化

荷物全体を表すラベルに、製品、荷台、製造単位、注文を結びつけ、後の作業でも同じ情報を確認できるようにしました。

梱包・出荷照合を標準化

現場端末の読取り手順に沿って現物と予定を確認し、工程ごとの検品方法を揃えました。

例外判断を記録可能に

複数注文のまとめ梱包や出庫時のエラーについて、申請・承認・対応内容を残せるようにしました。

ラベル発行を業務へ連携

製品やキズの情報を検索してラベルを作成し、入庫から出荷までの識別に活用できるようにしました。

SYSTEMS

構築したシステム

01

入庫・紐付け管理

代表ラベルを起点に、パレット、ロット、受注情報を読み取り、製品の構成を登録します。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 代表ラベルの読取り

    バーコードまたはRFIDで代表ラベルを読み取り、入庫作業の対象を呼び出します。

  2. パレットとの紐付け

    代表ラベルと使用するパレットを結びつけ、梱包単位を明確にします。

  3. ロット・受注情報の紐付け

    製品ラベルや受注情報を順に読み取り、代表ラベル配下の明細として登録します。

  4. 紐付け解除

    誤って登録した構成は、状態を確認しながら解除できます。

02

梱包・共積み管理

代表ラベルと梱包対象を照合し、複数の受注を同じ梱包へまとめる場合の申請・承認も管理します。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 梱包内容の照合

    梱包するコイルのラベルを読み取り、登録済みの構成と照合します。

  2. 作業途中からの再開

    途中まで登録した梱包内容を保持し、再度画面を開いたときに続きから作業できます。

  3. 共積み申請

    条件を満たす製品を同じ梱包へまとめる場合、現場端末から承認を申請します。

  4. 管理者承認

    管理画面で申請内容を確認し、許可・不可・許可取消を登録します。

03

出荷検品管理

出荷予定を現場端末へ取り込み、伝票、荷札、製品の情報を順に照合して検品実績を登録します。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 出荷予定の取得

    管理側の出荷予定を端末へ取り込み、検品対象を準備します。

  2. 出荷内容の照合

    出荷伝票と荷札、対象製品を読み取り、予定外の商品が混在していないか確認します。

  3. 検品実績の送信

    端末内に保持した検品結果を管理側へ送り、出荷状況へ反映します。

  4. 実績の解除

    管理者が対象を確認したうえで、誤った検品実績を解除できます。

04

RFIDゲート出庫管理

出庫ゲートを通過する製品のRFIDを読み取り、出荷予定との一致と通過実績を確認します。

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主な機能

  1. ゲート通過の自動取得

    ゲートごとの通過情報を一定間隔で取得し、出庫状況を一覧表示します。

  2. 出庫予定との照合

    読み取った製品と出庫予定を突き合わせ、出荷対象かどうかを確認します。

  3. 例外処置の登録

    読取結果に問題がある場合は、管理者が内容を確認して処置を記録します。

  4. 出庫取消

    対象ゲートと実績を確認し、必要に応じて出庫予定を取り消します。

05

製品ラベル発行

工程や用途に応じて、代表ラベル、コイルラベル、キズ情報ラベルを検索・作成・発行します。

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主な機能

  1. 代表ラベルの発行

    日付と発行枚数を指定し、入庫・梱包作業の起点となるラベルを新規発行または再発行します。

  2. コイルラベルの発行

    製造指示番号とロット番号から製品情報を検索し、対象となるラベルを発行します。

  3. キズ情報ラベルの作成

    ロット番号からキズ情報を取得し、内外区分や表示比率を確認してラベル画像を作成します。

  4. 発行前のプレビュー

    作成したラベル内容を画面で確認してからプリンターへ出力します。

06

管理・履歴照会

入庫、出荷、ゲート通過、共積み、端末操作の状況を管理画面で確認し、必要なマスタを管理します。

主な機能を詳しく見る

主な機能

  1. 入出庫実績の検索

    受注情報、日付、ラベルなどの条件から入庫・出庫・出荷実績を検索します。

  2. 履歴データの出力

    梱包、現場端末の操作、ゲート出庫の履歴を確認・出力できます。

  3. 権限管理

    共積み承認や実績解除、設定変更などの操作を管理者認証で制御します。

  4. プリンター管理

    作業場所で使用するラベルプリンターを登録・編集し、出力先を管理します。

CONSULTATION

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